一日観察実習を振り返りました。

学校教育コース2年生の授業で、9月中に実施した小学校および中学校の一日観察実習について、振り返りを行いました。KJ法を活用して、実習での経験と学びを個人の記録やグループ共有の形で整理・構造化し、「成果」「課題」「改善方法」を再確認しました。

以下は、学生の感想です(一部抜粋)。

「小学校と中学校では発達段階の差異点やそれに伴った対応の仕方の違いなどがいくつかあったが、中学校の先生方は小学校高学年との接続、およびその必要性を意識されていたように感じる。また、いずれの学校の先生方も、児童・生徒のやる気を引き出し、自主性を育む授業作りを意識していた。児童・生徒との接し方についても、貴重な経験が得られた。」

「これまでは、大学の授業を『受ける立場』として捉えていたが、今回の実習を通して、『指導する立場』を意識して学ぶ必要があると強く感じた。今後は、大学の授業でも先生方の言葉遣いや説明の仕方、子どもへの目線の向け方などを意識的に観察し、自分ならどう指導するかを考えながら受けたい。」

「今後は教科教育法をたくさん学んでいき、まずは来年の実習に向けて指導案や授業計画をスムーズにたてられるようになりたいと思います。」