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J-ゼミ4年生 「マイ硯」体験授業を体験して

宮城県石巻市雄勝町には室町時代より600年以上続く「雄勝硯」があります。一時は日本一のシェアを誇りましたが、2011年の東日本大震災で大きな被害を受けました。しかし「この優れた石をもっと知って欲しい。自分だけの硯を自分の手でつくって体感して欲しい」という願いから、世界的な彫刻家の武藤順九さんの発案で実際に雄勝の石を削って「マイ硯」をつくるという体験授業が誕生しました。その取組は教科書「小学校図画工作5・6年下つながる思い(開隆堂出版)」にも紹介されています。「心を育む防災教育」がテーマのJ-ゼミの4年生がその体験授業を体験しました。


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👈✨小学生の作品例

(硯の形の概念を越えて自由な発想で

 デザインし、世界でたった一つの

 マイ硯を創る体験です。)




❁福島 史歩(4年生)さんの感想です❁

「私は約2年間、震災当時の雄勝や、そこから復興・再生へと向けて尽力した人々の思いを授業や現地での学習で学んできました。雄勝が誇る雄勝硯、色々なことを学んだ今だからこそ硯を削りながら雄勝硯に込められた想いや雄勝硯の良さを感じ取ることが出来たと思います。初めはなかなか削るのが難しく苦戦しましたが、時間を重ねるごとに段々と深く掘ることができ、愛着が湧いてきて自分で作ることの楽しさを感じることができました。私たちの削った硯の完成がとても楽しみです。」


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👆✨(2億3千万年前の石をひたすら彫刻刀で彫り続けます。

最後は雄勝硯の職人さんに仕上げてもらいます)

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