top of page

【共通基礎演習】モンテッソーリ教育を実践的に学ぶ特別授業を実施しました(1年生対象)

7月9日(火)、1年生対象の「共通基礎演習」(第13回)の授業において、仙台白百合学園幼稚園 元園長の石岡先生を講師としてお招きし、モンテッソーリ教育について実践を交えて学ぶ、特別授業が行われました。

本学科では、1年生全員が夏季休暇期間中に姉妹園である仙台白百合学園幼稚園にて一日観察実習を行います。その実習に臨むにあたり、世界各地で実践されているモンテッソーリ教育への理解を深めることを目的として、今年度からこの特別授業が導入されました。

授業では、石岡先生よりモンテッソーリ教育の誕生の背景や、子どもの自主性を尊重する教育理念、仙台白百合学園幼稚園で実際に行っている活動の詳細などについて、分かりやすくご講義いただきました。その後は実際にモンテッソーリ教具を使用し、学生自身が体験を通して、教具の特長や活用方法、活動時に求められる保育者の援助の在り方について学ぶ時間が設けられました。

学生たちは、教具に触れながら、モンテッソーリ教育における「子ども主体の学び」の意味を体感し、観察実習への意欲を一層高めていました。

子ども教育学科では、これからも姉妹園・姉妹小学校との連携を深めながら、保育者・教育者を目指す学生一人ひとりの学びを着実に支援してまいります。

ree

【学生の声】

今回の授業では、モンテッソーリ教育について深く学ぶことが出来ました。モンテッソーリ教育という言葉は知っていたものの、どのような教育法なのか全く知らなかったため、この教育法がどのようにして作られていったのかという過程を知ることが出来ました。この教育法は最初は障害を抱えた子どもが対象となり、その子たちをじっくり観察したことで子どもがどのような時にどのような事を感じ取っているのか知っていき、今の教育に繋がっていることがわかりました。子どもたちが育つ環境は、子ども自身が自分の意思で自由に動け、自発的に学び、充実感や達成感を味わうことができる環境が大切なことを知り、危ないからダメなどと制限する幼稚園が多いと思っていましたが、モンテッソーリ教育では危ないことは、そこについてだけを説明してあとは子どもたち自身にさせてあげると知り驚きました。また、モンテッソーリ教育のプログラムでは、日常生活の練習や感覚教育など5つの領域すべてを、手を使って学べるような教具があることも学ぶことが出来ました。モンテッソーリ教育について、お話を聞くまでは本当にわからないことだらけでしたが、今回のお話を通してこの教育法が子どもたちの成長に深く関わっていることを知れた良い時間でした。(K.A)

 

 

小さい子どもがやりたいと思ったことでも、親がやってしまい子どもの意思にそぐわないことが多くあるとお話を聞いて、確かにそうだなと納得しました。観察を通じて、適切な環境を整えることが教育者としてとても大切なんだと学びました。「幼いからできない」や「面倒くさいから大人がやろう」と思わず、子どもに親身に寄り添い、子どもが楽しく伸びれる環境を作ることも大切だと学びました。(T.A)

ree

コメント


この投稿へのコメントは利用できなくなりました。詳細はサイト所有者にお問い合わせください。
bottom of page