🍂教員からのちょっとした保育の話🍂
~秋は「つくりたい!」がいっぱい!~
秋になると、幼稚園ではいろいろな行事があります。
私が勤めていた幼稚園では、運動会に始まり、空港公園への遠足、
5月に自分たちで植えたサツマイモの収穫&焼き芋大会!と盛りだくさん!
大きな行事に精一杯取り組み、大成功!…だけでは終わりません。
秋は制作活動にうってつけの素敵な季節です🍁
運動会や遠足、芋ほりなど、子どもたちが実際に体験したことは、
造形・表現活動の原石✨
「運動会、頑張ったね🥇」「遠足、楽しかったね🛫」「おイモ掘ったね🍠」
だけではなく、
「何をしていたの?」「どこにいた?」「誰と一緒だった?」
「そのとき、どんな気持ちだった?」
そんな会話をしながら、自分が経験したことを思い出し、絵にしていくのです。
鉛筆で下書きをしてから、墨汁や油性ペンで輪郭をとり、その後、絵の具やクレヨンで
色をつけていきます。
その絵に込められた子ども1人ひとりの想いや感情は、単なる【生活画】という
ジャンル分けにとどまらず、大事な思い出、成長の証にもなります。
【観察画】の題材に「優勝カップ」を選んだことも
あります🏆

まずは鉛筆で、目の前にある優勝カップを
よーーーく見てデッサンします。絵の具での
着色は「金色の絵の具」を使うのではなく、
“どうやったら金色に見えるかな?”と、
子ども自身が色を混ぜながら表現していきます。
同じ優勝カップを見ていても、できあがる絵は
1人ひとり違う。
これもまた、面白いところです。
芋ほりにまつわる作品作りは毎年試行錯誤しながら、様々な表現に挑戦しました。
ある年は、**掘った自分**と**立体的なサツマイモ**のコラボ作品に挑戦!
新聞紙を使って、立体的な「おいも」をつくり、その上から絵の具で、
「この色かな?」「もう少し赤っぽい?」「茶色を混ぜたらどうなる?」と、
いろいろな色を混ぜながら、自分が掘った「一番お気に入りのおイモ」の色を
つくっていきます。

その後、**土の中から掘り上げたおイモ**を表現するために、ティッシュにクレヨンで
色を乗せ、立体おイモにポンポン。
2月の作品展では、くりぬいた段ボールに
立体おイモを入れ、子どもの名前が
書かれたサツマイモの葉を引っ張ると、
その子が作ったおイモが引っ張れるという
展示の工夫もしました。
子育て中は、我が子が拾ってきた松ぼっくりやドングリ、無数の枝(🤣)で
「オウチ幼稚園」を満喫✨(松ぼっくりツリーとかドングリネックレスとか、枝でお絵描きとか…∞)
秋は、子どもたちが「実際に体験する」機会がたくさんある季節🍁
だからこそ、「見たもの」「触れたもの」「感じたこと」を、今度は絵や作品にしてみる
そんな楽しみ方もできます。
保育の制作活動は
「先生が準備したものを、子どもが同じようにつくる」だけではありません。
子どもが自分の体験や発見を、どんなふうに表現するのか。
そこを楽しめるのも、保育の面白さの一つです。
さて、今年の秋はどんな「やってみたい!」「つくりたい!」に出会えるでしょうか?🍂




コメント