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「フルート・コンサートと音楽療法のワークショップ」を行いました!

 1月23日(木)、フルート奏者・音楽教育家の鈴木舞先生をお迎えして、「フルート・コンサートと音楽療法のワークショップ」を行いました。

 このコンサートは、仙台白百合女子大学後援会の助成で、人間発達学科・子ども教育学科幼児教育コースの学科行事として行われました。

 

 前半はフルートソロによる「『アルルの女』よりメヌエット」、「くるみ割り人形」などクラシックの作品や、ディズニーの「アナと雪の女王」より「Let it go〜ありのままで」など、フルートでの名曲を演奏していただきました。

 後半は、「音楽療法のワークショップ」を行いました。鈴木先生はフルート奏者としての活動をしながら、小学校特別支援学級において音楽療法の手法を活用した音楽教育活動も行っています。今回は、幼児教育・保育においても活用できる音楽活動を、音楽療法の視点から見た内容や展開の方法などを説明しながら学生たちとともに実践してくれました。

終演後の学生たちの感想の一部を紹介します。


「音楽療法は「音楽を聴く」だけではなく、「音楽を一緒に作り上げる」ことで自己表現や他者との繋がりを深められる点が印象的でした。特に、簡単なリズム遊びや動きのある活動を通して、自分でも気づかなかった感情やエネルギーが自然に引き出されることに気付きました。また、活動に正解や失敗がないという自由さが、人を安心させる要素であると感じました。」


「まず指導者である先生が楽しむことが大切なのだと思いました。こどもが先生を見て「自分もやりたい!」と思う気持ちを引き出せるような表現が出来るようになりたいと思いました。」


「初めてフルートの生演奏を聴いてとても感動しました。フルートの音で場面が思い浮かぶような演奏で、聞き入ってしまいました。四家先生のピアノとの息もぴったりで明るい気持ちになりました。」


「ワークショップを体験した人みんなが楽しそうにしていて、見ている方も楽しくなりました。最後の手遊びは私も経験してみてすごく楽しかったので、実際に保育現場で、ぜひやってみたいなと思いました。」


「鈴木さんの『音楽はゴールがないため、飽きることなく沢山突き詰められる。終わりのないものに出逢えたことはすごく素敵な事』というお話に感銘を受け、自分もこれからもピアノの練習を頑張ろうと思いました。」

学生たちにとってフルートソロのコンサートだけでもなかなか珍しい機会ですが、同時に音楽療法のお話も伺え実践もできた本当に貴重な体験となりました。鈴木舞先生、本当にどうもありがとうございました!また助成してくださった仙台白百合女子大学後援会の皆さまにも心より感謝申し上げます。どうもありがとうございました。          

(子ども教育学科 四家昌博)


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