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初等教育コースの学生がSDGsワークショップを実施 ― 東松島市の小学校にて

2024年6月23日(月)、東松島市内の小学校にて開催された「SDGs出前授業」に、子ども教育学科の教員(千)と、小学校教諭を志す4年生5名が参加しました。

この出前授業は、東北大学と東松島市が連携して10年以上継続して実施してきたもので、SDGs未来都市に選定されている同市の教育施策の一環として位置づけられています。本年度からは、本学科も新たにこの取組に参画しました。


当日は、東北大学・芝浦工業大学・本学の3大学が連携し、東松島市立大塩小学校および赤井小学校の4年生児童、約45名を対象に、ワークショップ形式で授業を展開。「持続可能な社会と資源のリサイクルを考える」をテーマに、子どもたちが主体的に参加できる体験型プログラムを通して、SDGsの理念について楽しく学ぶ機会となりました。

本学科のブースでは、SDGsの目標10と15を関連付け「不思議なめがね」というテーマで、造形活動・身体活動を行いました。児童一人ひとりに寄り添いながら丁寧に関わる学生たちの姿に、両小学校の先生方から、活動内容とその伝え方、子どもたちへの支援のあり方について高い評価をいただきました。

子ども教育学科・学校(初等)教育コースでは、今後も地域との連携を重視しながら、学生の実践力や教育的視野の育成を目指してまいります。

「初等教育コース5名で未来都市である東松島市の小学校にて、SDGsのワークショップを行いました。今回の活動では、SDGsの目標10「人や国の不平等をなくそう」、目標15「陸の豊かさも守ろう」の2つに着目して、ワークショップの内容を構成しました。「陸の豊かさも守ろう」に関連しては、紙資源の再生利用を意識し、牛乳パックをリサイクルして作った「めがね」を活用。また、「人や国の不平等をなくそう」という目標に関連付けては、視覚障害について理解を深める活動を行いました。児童はそれぞれが飾り付けたオリジナルのめがねを用いて、視野が制限された状態を体験しました。視界の悪い状態で歩いたり、目の見えない人をサポートする体験を通じて、児童は「目が見えないと怖い」、「町で見かけたら手伝ってあげたい」といった感想を口にするなど、困っている人に寄り添う気持ちがより一層芽生えたような様子がうかがえました。(F.S)」

 

「子どもたちと目の見えない方の体験に取り組む中で、私自身も多くの学びを得ることができました。造形活動を取り入れたことで、子どもたちの理解が深まり、主体的に学ぶ姿が見られました。(K.A)」

 

「SDGsで自分にできること、SDGsについて改めて勉強することができ、いい経験になりました。(S.A)」

 

「子どもたちとSDGsを楽しみながら学ぶことができました。めがねづくりを通して直接子どもたちと関わることができる貴重な機会でした。(G.R)」

 

「最初は上手くいかなかったですが、段階を重ねる毎に進行が良くなりました。良い体験になりました。 (K.M)」

 

 

写真:ミヤギテレビ(日テレ)ニュース(2024.06.24)


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