ICT利活用の一環として、3Dプリンターで地球儀を制作しました
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子ども教育学科では、教育現場におけるICT利活用の可能性を広げるため、教員自身も新しい機器やデジタル教材を活用した教材開発に取り組んでいます。
今回は、3Dモデル共有プラットフォーム「MakerWorld」で公開されている「地球儀―実測標高データ(NASA)」のモデルデータを利用し、3Dプリンターで地球儀を制作しました。
このモデルは、NASAの実測標高データをもとに、地表の起伏を立体的に表現したものです。完成した地球儀では、大陸や山脈などの位置や広がりを目で確認するだけでなく、実際に手で触れながら地形の特徴を捉えることができます。
制作にあたっては、MakerWorldからモデルデータをダウンロードし、専用ソフトウェアを用いてサイズ、配置、積層の厚さ、出力時間などを確認しながら造形しました。デジタルデータが立体物として形になっていく過程を通して、3Dプリンターの基本的な仕組みや、教材制作に活用する際の課題についても理解を深めることができました。

研究的な観点から見ると、3Dプリンターは、デジタルデータを教育内容に応じた具体物へ変換するための有効な手段と考えられます。特に、地図や写真などの平面的な資料だけでは捉えにくい地形の高低差や位置関係を立体化することで、学習者の空間認識や地理的理解を支援できる可能性があります。
また、視覚だけでなく触覚を活用して学ぶことができるため、多様な学習者に対応した教材開発という点でも意義があります。社会科や理科の授業において、児童が地球儀に触れながら地形の特徴を比較したり、山脈や大陸の分布と人々の生活との関係を考えたりする学習への活用も期待できます。
3Dプリンターは、既存の教材を再現するだけでなく、学習内容や子どもの実態に応じた教材を教員や学生が自ら設計できる点に大きな特徴があります。今後も試行錯誤を重ねながら、ICTを活用した教材開発と授業実践を結び付け、子どもたちの学びを支える新たな教育方法について研究していきたいと考えています。





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