2月9日(水)には、児童福祉施設の見学として、仙台天使園に行きました。
園長の土倉相(つちくら・おさむ)先生は、仙台白百合学園で長年教頭を勤められた方です。「同じ白百合ファミリーの一人なんですよ」と自己紹介されて、学生たちは親近感を感じられる雰囲気のなかで、園長先生のご講話を頂きました。
仙台天使園の歴史について、その時代ごとの情況(児童養護の歴史、国際情勢、日本政府の施策・制度など)を交えながら丁寧にお話を賜りました。具体的で、とても理解しやすく伺うことができたと思います。
さらに、本学人間発達学科の卒業生で、現在、仙台天使園職員(保育士)をされていらっしゃる遠藤先生からも、市内に4つあるグループ・ホームについてご説明をいただきました。
お二人からは、単に福祉制度や施策のお話としてではなく、養護を必要とする一人ひとりの人間としての児童に対して、社会の一員として私たちがどう向き合うかが問われていることを、強く印象付けられる言葉をいただいたように感じられました。
学生たちは、仙台白百合学園の元教頭先生のご講話、同じ学科の卒業生の先輩の話から、たくさんのことを学ぶことができたと思います。
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