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姉妹校の子ども達との防災教育    -制作した絵本を用いて-



2024年3月11日

姉妹校の仙台白百合学園小学校で「鎮魂の祈りのつどい」が行われました。

その中で、本学科の千ゼミの学生が制作した絵本『2人の天使にあったボク』を子どもたちの前で朗読しました。


↓絵本の制作経緯はこちら↓


「鎮魂の祈りのつどい」に招待された佐藤美宇さんは、制作した絵本の挿絵を担当し、

仙台白百合学園の出身です。

母校である小学校に絵本を持って訪問し、14:46の前に1年生を前に絵本の読み聞かせを行いました。

またその様子が2~6年生の各クラスの教室に中継されました。

(小学校で事前にご準備くださったおかげで、読み聞かせのライブの映像と絵本のPDFを

合わせた画像が映されました。)



14:46少し過ぎに読み終わり、鐘の音を聞きながら子どもたちと皆さんで黙祷しました。


悲しい過去を悲しいままで忘れてしまうことがないように、

予期なしで人間を襲う災害から的確な判断で自分や周りの命を守るために、

子ども教育学科・人間発達学科では保育士・教諭を目指している学生に『3.11の教訓』を伝え続けたいと思います。



「挿絵を担当いたしました、人間発達学科4年の佐藤美宇です。

 本日、私の母校でもある仙台白百合学園小学校で読み聞かせを行いました。

 今小学生の子どもたちは、震災を知らない世代のため、この絵本を読むことによって

 少しでも記憶に残れば良いなという思いで読みました。

 一年生の児童からは「勉強になった。避難の仕方がわかった。」という感想をもらい、

 意図がしっかり伝わる本に出来ているのだと実感しました。震災の経験を語り継ぐこと

 だけではなく、形に残していくことの重要性を学び、プロジェクトに携わることができ、

 嬉しく思います。

 仙台白百合学園小学校の先生方、素晴らしい機会をくださりありがとうございました。

 また、改めまして貴重な経験をくださった遺族会の皆様をはじめとする全ての皆様に感謝

 いたします。ありがとうございました。」



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