こんにちは!人間発達学科の四家です。今回の記事では、後期の対面での授業について、特にピアノの授業の感染対策などについてご紹介します。
仙台白百合女子大学では、9月23日(水)から後期の授業が始まりました。
一部の授業では前期の後半から対面授業がありましたが、ほとんどの授業は前期はオンラインで実施されました。後期は一部を除き対面での授業が開始となり、久し振りにキャンパス内に楽しそうな学生の声が響いていて、校舎も喜んでいると思います。
しかしながら、昨年までのような学校生活とは違い、新型コロナウイルスの感染対策をしっかりと行う必要があります。今回はピアノの授業での感染対策をご紹介します。
対面でのピアノのレッスンでは、教員と学生の距離を保つため、また飛沫感染防止のために、ビニールカーテンを設置しています。スタンドにはマイクスタンドを活用し教職員で協力して手作りしました。
またレッスンでは、ピアノや電子ピアノの鍵盤やヘッドフォンの除菌・清掃を徹底しています。少し手間がかかりますが、教員も学生も協力しながら、感染予防を徹底しつつレッスンを行っています。
ビニールカーテン 鍵盤の除菌セット
また、学生が練習できる電子ピアノも、距離を保つため使用できる台数を制限しています。 「Keep Distance」の表示の席には座れませんが、味気なくならないように五線譜で作成してみました。
今日(25日)の授業では3年生のゼミで久し振りにゼミ生と顔を合わせることが出来ました。もうすぐ実習に行く3年生には、音楽と一緒に活用できる手袋シアターなどの保育教材の作成を夏休みの課題の1つにしていましたが、オンラインのときには映像や画像でしかやり取り出来なかった課題も、実物を見て、実演をその場で見聞きし合うのは、とても刺激になり勉強になりました。
写真は学生の作品で、左から、「くいしんぼおばけ」、「ふしぎなポケット」、「パン屋に5つのメロンパン」の手遊び歌の手袋シアターです。
3年生は実習を控えており、実習に向けて教材作成やピアノの練習、さまざまな遊びの準備など、自覚をもって成長している様子が伺えました。今年度はいつにも増して健康管理にも気をつけています。実習では、保育現場ならではの学びを深め、人間として、保育者としてのさらなる成長を期待しています。
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