学校教育の現場では、ICTの活用が広く浸透しています。将来の教員を目指す学生たちは、ICTを活用するスキルや能力を身につけるために、教職科目の授業で実際の学習支援ソフトを用いた模擬授業を実施しました。
模擬授業は、「算数」と「総合的な学習の時間」の単元でそれぞれ実施されました。児童生徒のいない模擬授業ですが、入念に準備されたため、完成度が高くて、学習効果が期待できる授業になりました。

授業を担当する学生たちからは、下記のような感想がありました。(一部抜粋)
🎤「ICTを教育に取り入れることで、私たちが子どもの時の学習方式と異なり、実際授業で
はどういう風に使うべきなのか疑問に感じることがありました。
今回、小学2年生の算数を担当しました。私自身、教育実習で何回も使っていたことや
先生のご指導のもと、ICTを使った授業を理解しながら行うことができました。
低学年を対象とした今回の模擬授業では、本来の授業目標に加えて、「操作に慣れる」
「遊びで学習する」といったICT活用のねらいを取り入れて授業をしました。授業の展
開の仕方などに課題を感じたところがあったので、今後の教材研究を通じて、これらの
課題を改善していきたいと思いました。」
🎤「実習期間にデジタル教科書を使うことはありましたが、ロイロノートを使うことは
初めてだったのでとても緊張しました。ロイロノートを実際に活用してみて、授業が
とてもスムーズにできると実感できたので、教員になったら活用していきたいです。」


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