教職課程を履修する学生の4年間の「学びの集大成」として、「教職実践演習」という必修科目が位置付けられています。人間発達学科のカリキュラムでは、初等教育コース4年生の「保育・教職実践演習(小学校)」という科目がそれに該当しています。
先日の授業では、「小学校教諭の職務について」のテーマで、2名の学生が代表として社会科の模擬授業を実施しました。模擬授業は、小学校第3学年の防災学習と第6学年の歴史学習の単元でそれぞれ行われました。2つの授業はどれもしっかりと考えられて、的確に進められました。子どものいない模擬授業ですが、学習の効果を期待できる授業でした。
初等教育コース4年生の皆さんは、1年次から教職課程の専門科目を履修し始めて、3年次で教育実習を経験し、漸くここまで辿り着きました。3年以上の学びを通して、教職への理解を深めるとともに、教科指導の力も確実に上達してきました。教職課程を担当する教員として、学生一人ひとりの成長に喜びを感じながら、全員が一人前の教師になれるようにサポートしていきたいと思います。
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