3月に入り、すっかり春めいて参りましたが、
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私にとって、3月という月は、
『出会いと別れ』『終わりと始まり』『新生活』『震災から○年』など様々な事柄を連想する時期であり、なんとなく心がざわざわとする慌ただしさを感じる月でもあります。
来週、3月19日(金)には、本学の学位記授与式(卒業式)も挙行される予定となっています。
卒業を迎えられるみなさん、おめでとうございます!
ちょうど、みなさんが2年生に進級した年から、私はここでの勤務をスタートさせました。
学科研究室業務の大きな役割に一つに、幼児教育コースの学生の実習に関連する業務がありますが、それらに関する一連の業務全てにおいて携わらせていただいたのが、今年卒業するみなさんの学年だったので、なんとなく一緒に成長してきたような感覚を勝手に抱いています(笑)。
例年、3年次後期に実施される、「幼稚園教育実習」「保育実習Ⅱ」は非常にタイトなスケジュールで実施されているため、健康状態を維持しながら実習に臨むことが難しい状況にあるかと思うのですが、今年卒業を迎えるみなさんは、欠席者なくこの2つの実習を乗り越えた学年でもあり、とても印象深く残っています。
後に、実習期間中も先生方や友だち同士で連絡を取り合い励ましあいながら頑張っていたというエピソードを耳にし、人と人とが支えあうパワーのすごさを感じたことを覚えています。
学生時代に出会った友人の存在は、皆さんの年齢が変わっても、職業や肩書きが変わったとしても、人生を歩んでいく上できっと大きな支えになってくれるはずです。
上下の関係なく、プライドも見栄もなく、苦しい時もつらい時も飾らない素の自分で語り合える友人が、人生の宝となります。
何かあったときに本音で語り合える友人を、どうかこれからも大切にしていただきたいと思います。
桜が咲き始めるこの季節に卒業を迎え、新天地でのスタートを切ろうとしているみなさんの輝かしい未来に、満開の桜が咲くことを願っております。
学科研究室 堀越
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