前期に遠隔授業を行ってみて-今私たちが試されていること-

 お盆休みが明けて、大学の授業が15週目に入りました。既に3ヶ月が経ちましたが、5月の連休明けに始まった1回目の授業の記憶が昨日のことのように甦ってきます。

 振り返ってみれば、新型コロナウイルスが突然に大学の生活を変えたことに気づきました。1ヶ月遅れて始まった最初の授業は、Zoomなどのソフトを使った遠隔授業でした。通常の対面授業でごく自然に行った教員と学生のコミュニケーションが、パソコンやスマートフォンの画面を通すことになり、戸惑いを感じる教員も学生もいました。対面授業の指導・学習方法が殆ど通用しなくなったことで、学生が単独でも学習できるように、こころのケアから講義内容や説明方法の見直しまで遠隔授業に工夫を凝らしました。

 今、遠隔授業を含めて、新しい生活様式に教員も学生も慣れてきましたが、これまでは様々な困難や課題を乗り越えてきたことを思い出すと、新型コロナウイルスが私たちを試していることをあらためて感じました。日常と非日常が入り乱れ、通常と異なった生活環境で、個人の希望や目標を実現するために、人間の内にある自制力と積極性がこれまで以上に求められることを強く感じました。友達と一緒に成長する空間がなくなっても、各自の自制力と積極性を発揮することで、前向きに進められることも体感しました。

 新型コロナウイルスは依然として懸念されますが、自分の目標を見据えて努力していきましょう。


大学の自然


           大学からの夜景



















呂 光暁

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