元保育士(幼稚園教諭)として伝えられること

私はかつて、保育の現場で十数年勤務していました。

在学中のみなさんやこれから保育職を志そうとしているみなさんへ、少しでも現場の状況を知っていただけたらと思い、今回の記事を掲載します。

みなさんは、保育職にどのようなイメージをお持ちでしょうか。

さまざまな事柄が出てきそうですね。

マイナス面を知らせてしまうと、夢半ばで…という方が出てきてしまいそうですが(笑)

ここはあえて、保育の現場って意外とこんなことが大変ですよ!を記していこうと思います(あくまでも個人の見解を記したものですので、ご参考までに)。

①力や体力を使う仕事が日常的です

保育の現場は、まだまだ男性の割合が少ない場所です。そんな状況なので、力仕事やちょっと危険な仕事も男性にお願い…なんてできません。

重い荷物を運んだり、脚立を使って高所での作業をしたり、敷地内の環境整備のために、炎天下の中で草刈り、雪がふれば雪かきをしたり…ということも日常の中で多々あります

(トイレのちょっとした修繕や電球の交換等をしたこともありました 笑)。

その他に、日常の保育の中でも体を使うシーンは多々ありますので、健康な体でいることが大切です。

②手書きの仕事はみなさんが思っている以上にたくさんあります

指導案、日誌、おたよりちょう、月間おたより、個人記録 などなど、パソコンで作成できるところも増えてきてはいますが、各園台数に限りがありますし、どうしても手書きで記入しなければならない書類というものも、現場ではたくさんあります。

文字をしっかり書けることに加え、文章を書く力も現場では必要になってきます。

③華美なおしゃれは禁物

アクセサリーを付けたり、ネイルをしたり、ばっちりメイクをしたり…女性なら誰しもがおしゃれでいたいと思いますよね。しかし、現場ではこれらのことは全てNG。

アクセサリーやネイルなんて、子どもたちにとっては凶器にしかなりません。

ばっちりメイクも、子どもに顔を触れられるようなことがあれば大変です。時には子どもを怖がらせてしまうこともあるかもしれません。

思いっきりおしゃれを楽しみたい時は、休日に…ですね。

④,⑤…まだまだ、お知らせしたいことはたくさんありますが、今回はこの辺りで。

保育職に限らす、どんな職業に就いても、辛いこと・大変なことは山のようにあると思います。でも、それを打ち消すぐらいの楽しさや嬉しさ、やりがいを感じることができれば、きっとマイナス面は乗り越えられるはずです。

私は今でも、保育職に就けたことを幸せに思っています。子どもたちの笑顔に日々囲まれ、『ありがとう』や『だいすき』の言葉をたくさんもらえた毎日は、かけがえのないものでした。

現在は現場を離れて、大学の学科研究室職員という立場になりましたが、なりたい自分を見つけて夢に向かって頑張っているみなさんを、微力ながら応援していけたらと思っております。


学科研 堀越



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