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「子ども達とSDGsを意識した造形活動の実践(千ゼミ活動報告)」

 千ゼミでは教員とゼミ生が一丸となって全世界でその実践が試みられているSDGsの17項目の目標を表現活動と関連付けて子どもに体験させる活動案の構想、開発を試みています。3年ゼミの前期に行う実践課題を「SDGsと関連付けた表現活動の可能性の模索」とし、今年のテーマはSDGsの目標のうち、「15 陸の豊かさも守ろう」と決めました。その目標から具体的に「森を守るために木材を大切に使い、そのありがたさを知る」とねらいを立てて、表現活動案を構想しました。

 紙の再生を通して木を保護することができることを子どもに伝えることを目的に、学生皆が力を合わせて牛乳パックを用いて手作り紙漉きで子どもの造形活動を行う画用紙を作りました。




〈牛乳パックから画用紙を作る工程の一部〉


 主活動は廃材(R1のペットボトルと段ボール箱)を用いてコスモスのスタンプを作り、再生された画用紙でコスモス畑を表現する活動です。

 9月15日、社会福祉法人鼎会の幼保連携型認定こども園「明石南こどもの城」に訪問し、4歳児クラス17名の子どもと千ゼミ3年生4名が楽しく活動を行いました。実践後には園の副園長先生との振り返りを通して現場での学びをより深めることができました。






〈3年生・Mさんの感想〉

実習前にとても貴重な経験をさせていただきました。

夏休み前からゼミの仲間と何度も話し合い多くの時間を使い準備をしてきました。当日を迎え緊張していましたが子どもの笑顔と楽しそうに活動している姿を見ることが出来ました。みんなで楽しく活動ができました!子どもに伝える言葉、速度などどのようにしていけばいいか考えることができました。この経験を実習に生かしていきたいです。


これからも千ゼミでは保育現場との連携を大切にしながら、様々な造形活動を構想、開発、実践する活動を続けます。




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